風景印の収集箱

郵便の絵入り消印「風景印」の図案と由来を紹介します



富士山

万葉時代に詠まれた名歌の舞台【田子浦南】風景印

田子浦南(たごうらみなみ)郵便局は、静岡県富士市。風景印は、富士山、田子の浦港、万葉歌碑。この万葉歌碑に描かれているのは山部赤人の「田子の浦にうちいでて見れば白妙の冨士の高嶺に雪は降りつつ」。7~8世紀の歌人なので、田子の浦からの富士山はそ…

田子の浦の船と、富士山と0系新幹線【吉原中央町】風景印

吉原中央町(よしわらちゅうおうちょう)郵便局は、静岡県富士市。風景印は、富士山、松、東海道新幹線(0系)、田子の浦港。新幹線の進行方向に線路が描かれず、中に浮いているように見えるデザインが面白い。0系特有の丸い横顔もかわいいです。

新丹那トンネルを通過する0系新幹線【函南】風景印

函南(かんなみ)郵便局は、静岡県田方郡函南町。風景印は、東海道新幹線(0系)、富士山、右側に描かれた黒いポコポコしたものは斜面の丘陵に作られた横穴古墳で、柏谷公園という場所で見ることができます。新幹線はいまちょうど新丹那トンネルを出てきたと…

特産の紙と漁船、その向こうに走る新幹線【鈴川】風景印

鈴川(すずかわ)郵便局は、静岡県富士市。風景印は、富士山、東海道新幹線、漁船、紙のロール。手前の海は田子の浦港。シラス専門の漁港です。紙が描かれているのは富士市が製紙業のさかんな街だから。富士川の豊富な水資源や、材料となる木材地が近いこと…

富士川の鉄橋を渡る新幹線がかっこいい【富士水戸島】風景印

富士水戸島(ふじみとじま)郵便局は、静岡県富士市。風景印は、富士川鉄橋を渡る新幹線、バラの花、富士山。バラは富士市の「市の花」。中央公園にはバラ花壇があり、月中旬にバラまつりが開かれます。 ▼この図案のとおりに新幹線が撮影できる場所はここ。 …

郵便取扱所と静岡の山々を描く【賤機】風景印

賤機(しずはた)郵便局は、静岡市葵区。風景印は、みかん、鯨ヶ池、その後ろに連なる賤機山、さらに奥に富士山。手前の建物は元駿河国門屋駅郵便取扱所。郵便取扱所は、現在のように「郵便局」が全国で整備される以前、土地の名士に建物を提供してもらって…

浅間神社の鳥居と富士山【静岡城西】風景印

静岡城西(しずおかじょうせい)郵便局は、静岡市葵区。風景印は、静岡浅間神社と富士山。石碑にある文字が、よく見るとちゃんと「静岡浅間神社」と識別できる細かさ。富士山と鳥居の組み合わせ、遠近感がきいて堂々とした印象です。

茶畑を抜けて、勇ましいSLが走る【金谷】風景印

金谷(かなや)郵便局は、静岡県島田市。風景印は、富士山、茶摘み風景、お茶の花、蒸気機関車(SL)。ここ金谷には大井川鐵道の金谷駅・新金谷駅があり、SLが定期運行しています。黒い車体が煙を吐きながら茶畑を走る姿はここならでは。最近では期間限定で…

掛川の茶摘みの風景が目に浮かぶ【原谷】風景印

原谷(はらのや)郵便局は、静岡県掛川市。風景印は、富士山、茶摘み、花しょうぶ。掛川市は県内でも有数の茶産地で、一般的な煎茶より長い時間をかけて茶葉を蒸す「深蒸し茶」という製法が有名。色も甘みもしっかりと濃い、深い味わいが特徴です。この茶摘…

桜の花に囲まれて、チューリップが手招き【沼津花園】風景印

沼津花園(ぬまづはなぞの)郵便局は、静岡県沼津市。風景印は、局名にぴったりの花づくしのデザインです。桜の枠に、富士山、桜の花、チューリップ。春らんまんという感じで可愛らしい!

家康をまつる久能山東照宮と、石垣いちご【久能】風景印

久能(久能)郵便局は、静岡市駿河区。風景印は、久能山東照宮、富士山、いちご。久能山東照宮は徳川家康の遺言によって建てられたもので、家康はここに埋葬されています。東照宮といえば日光が有名だけど、実はこちらのほうが創建が先。いちごは、このあた…

焼津の名産といえばカツオ、そして富士山【焼津】風景印

焼津(やいづ)郵便局は、静岡県焼津市。風景印は、カツオ、漁船、富士山、大崩(おおくずれ)海岸。焼津漁港は遠洋漁業の基地として日本最大級で、特にカツオとマグロの取り扱いが多い。地元ならではのグルメとして「カツオのへそ」なんていうのもあり、お…

静清バイパス(国道1号)と富士山【瀬名】風景印

瀬名(せな)郵便局は、静岡市葵区瀬名川。風景印は、静清バイパス(=国道1号。静岡と清水をつないでいます)瀬名インターと富士山。この郵便局、窓口で押印を依頼したところ、静岡市内で風景印をおせる郵便局の一覧地図と押印台紙をくれました。風景印の普…

名産のミカンと清水港と富士山【清水】風景印

清水(しみず)郵便局は、静岡市清水区。風景印は、富士山、清水港、三保半島、ミカン。清水の丘陵地ではミカン栽培がさかんで無人の販売所もよく見かけます。この風景印、清水港に浮かぶ船や陸上の街並みもよく見える。これほどわかりやすく名所名物を描い…

富士山の枠の中に、富士桜の枝とクロツグミ【高根】風景印

高根(たかね)郵便局は、静岡県御殿場市。風景印は、富士山の変形印の中に、市の鳥「クロツグミ」と市の花「富士桜」。御殿場市は富士山東山麓の高原エリア。富士桜は富士山麓に自生する桜の一種で、花はソメイヨシノよりも小さめ、うつむき加減で控えめな…

一富士二鷹三茄子のおめでたい図案【鷹匠】風景印

鷹匠(たかじょう)郵便局は、静岡市葵区鷹匠。風景印は、鷹狩をする徳川家康、富士山、ナス。ここ駿河の国にある3つの貴重なもの=「一富士二鷹三茄子」を描いています。この地域でしかとれない名産のナスがあり家康も好んだとのこと。鷹匠という地名も、…

茶壺の中に、駿府城と富士山が【静岡中央】風景印

静岡中央(しずおかちゅうおう)郵便局は、静岡市葵区。風景印は茶壺の変形印、駿府城巽櫓(たつみやぐら)と富士山。駿府城は徳川家康が在所した城。建物は現存していませんが石垣の堀は当時のものが残っており、敷地は公園として整備されています。城の角…

富士山をバックに走る東海道新幹線【静岡駅南口】風景印

静岡駅南口(しずおかえきみなみぐち)郵便局は、静岡市駿河区。風景印は、東海道新幹線の車両、安倍川鉄橋、富士山、稲穂。JR静岡駅は新幹線ひかり・こだまの停車駅。富士山が奥にあるこの構図からすると描かれているのは下り列車(名古屋・大阪方面行き)…

富士山と水門と、幹も立派な桜の木【島田東町】風景印

島田東町(しまだひがしちょう)郵便局は、静岡県島田市。風景印は、大津谷川の桜堤、水門(栃山頭首工)、富士山。栃山頭首工はこのエリアに農業用水を取り入れるための設備で、大津谷川をせきとめるように作られているもの。

景勝地・黄金崎と富士山【宇久須】風景印

宇久須(うぐす)郵便局は、静岡県賀茂郡西伊豆町。風景印は、駿河湾、富士山、黄金崎、カーネーション。宇久須は伊豆半島の西海岸に面した場所で、このあたりは富士山および夕陽の名所。黄金崎というのは岩肌が露出した岬で、岩石の成分の特色上、光が当た…

富士山と桜と高速道路【富士吉田】風景印

富士吉田(ふじよしだ)郵便局は、山梨県富士吉田市。風景印は、富士山、中央高速道、新倉山(あらくらやま)浅間公園の五重塔。公園はソメイヨシノの名所でもあり、富士山と市街地をまさにこの図案のように見渡すことができる場所。この風景印、よく見ると…

富士山の枠に、桜と鳥居【三島梅名】風景印

三島梅名(みしまうめな)郵便局は、静岡県三島市。風景印は、三嶋大社の鳥居、桜、富士山。三嶋大社の歴史は古く、源頼朝が源氏再興を祈願した場所でもあります。桜の名所でもあるし、樹齢1200年という巨大なキンモクセイも有名。この風景印、局名がかすれ…

桜と富士山と、ほのぼのした茶摘み娘【富士富士見台】風景印

富士富士見台(ふじふじみだい)郵便局は、静岡県富士市。風景印は、富士山、茶摘み、桜。橋のように見えるのは2012年に開通した新東名高速道路らしい。ちなみに富士富士見台郵便局の最寄りは新富士インター。そして桜は、郵便局前に咲いている桜だそうです…

ヤマトタケル伝説が残る場所【清水御門台】風景印

清水御門台(しみずみかどだい)郵便局は、静岡市清水区。風景印は、ヤマトタケル、一里塚の碑、富士山。郵便局から徒歩20分ほどのところに草薙(くさなぎ)神社があり、そこにヤマトタケル像がある。むかしむかし、この場所で火に囲まれたヤマトタケルが剣…

郷土玩具の首人形と日本平の富士山【清水大曲】風景印

清水大曲(清水大曲)郵便局は、静岡市清水区。風景印は、日本平から見る富士山と茶畑、左側にあるのは首人形(立て札にも「首人形」の文字あり)。首人形はこの地に伝わる郷土玩具で、竹串に武者、おたふく、きつねなどをかたどった土製の首をつけたもの、…

富士山を背景に日本平で茶摘み【静岡日立】風景印

清水日立(しみずひだち)郵便局は、静岡県静岡市清水区。風景印は、富士山をバックにした日本平。日本平は日本観光地百選に選ばれた景勝地。この図案のとおり、眼下の駿河湾とその向こうの富士山の眺めがすばらしいのです。茶畑では茶摘みがおこなわれてお…

キキョウの花の中に富士山が【静岡中村町】風景印

静岡中村町(しずおかなかむらちょう)郵便局は、静岡県静岡市。 風景印は、教科書でもおなじみの登呂遺跡(中村町郵便局から2kmほどの場所にあります)、キキョウの花、富士山。円の中にキキョウの輪郭が描かれた個性的なデザイン。富士山も、山肌をぬり…

ちょっとポップな桜並木と富士山【清水船越】風景印

清水船越(しみずふなこし)郵便局は、静岡県静岡市清水区。図案は、富士山と船越堤公園。桜の名所として知られる。切手は、マイ旅シリーズ第3集の富士山&桜で。

富士山と、いちごがかわいい【清水駒越】風景印

清水駒越(しみずこまごえ)郵便局は、静岡県静岡市清水区。 右側から奥にぐわんと伸びているのは世界遺産の三保松原がある三保半島で、左手前の星のようなものはいちごの葉っぱ。このあたりは、ビニールハウス内に石を積み上げて苺の苗を植える「石垣いちご」…

堂々とした富士山と松原【清水折戸】風景印

清水折戸(しみずおりど)郵便局は、静岡県静岡市清水区。 世界遺産に選ばれた「三保松原」がある三保半島に建つ。 風景印の図案は、海岸、海(駿河湾)越しの富士山、松原。 富士山の右側の稜線が途中で飛び出ているのは、かつての噴火口である宝永山。 富…