風景印の収集箱

郵便の絵入り消印「風景印」の図案と由来を紹介します



寺町の風景と、咲き誇る桜の花【金沢南】風景印

金沢南(かなざわみなみ)郵便局は、石川県金沢市。風景印は、寺町の風景、天然記念物の大桜、奥に見えるのが犀川。寺町はその名の通りお寺が立ち並ぶ町で、文化庁の重要伝統的建造物群保存地区に選定された場所。その一角にある松月寺の桜は、国の天然記念…

富士山御殿場ルートと、上から見たインターチェンジ【御殿場東田中】風景印

御殿場東田中(ごてんばひがしたなか)郵便局は、静岡県御殿場市。風景印は、富士山仏舎利塔平和公園に建つ仏舎利塔、桜、東名高速道路の御殿場インターチェンジ、富士山の登山道。富士山に登るルートは全部で4つあり、御殿場ルートはそのひとつ。出発地点の…

800年続く奇祭、赤飯を池に沈める「おひつ納め」【佐倉】風景印

佐倉(さくら)郵便局は、静岡県御前崎市。風景印は、桜ヶ池で行われる神事「おひつ納め」と桜の花、浜岡大砂丘。おひつ納めは毎年秋分の日に行われ、ふんどし姿の男性が池に入り、赤飯が入ったおひつを池の中央に沈めるというもの。池の底には数十億年後に…

桜咲く平安神宮と慈照寺銀閣【左京】風景印

左京(左京)郵便局は、京都府左京区。風景印は、平安神宮と桜、銀閣寺、大文字山。数年前に桜の時期の京都を訪れたときに銀閣にも寄ったのですが、本堂は解体修理の真っ最中で見られなかったことを思い出しました。建物だけでなく庭園もすばらしい場所です…

結婚式の招待状に使いたい華やかさ。四季の風物がぎっしり【兼六園】風景印

兼六園(けんろくえん)郵便局は、石川県金沢市。風景印には春夏秋冬の景色が描かれていて、上から時計回りに春=石川門と桜、秋=ことじ灯籠と紅葉、夏=カキツバタ、冬=松の木と雪吊り。外枠は梅の花で、これは加賀藩の家紋。季節の見どころを凝縮した華…

桜の花に囲まれて、チューリップが手招き【沼津花園】風景印

沼津花園(ぬまづはなぞの)郵便局は、静岡県沼津市。風景印は、局名にぴったりの花づくしのデザインです。桜の枠に、富士山、桜の花、チューリップ。春らんまんという感じで可愛らしい!

犀川の橋に散る桜と、春の医王山【金沢中村町】風景印

金沢中村町(かなざわなかむらまち)郵便局は、石川県金沢市。風景印は、犀川の桜、御影大橋、医王山(いおうぜん)。医王山は金沢市と、お隣の富山県との間にある山です。桜の幹の質感や、舞い散る花びらまで描かれていて細かい。そして、風景印に橋の名前…

桜に彩られた犀川と室生犀星の詩【金沢寺町】風景印

金沢寺町(かなざわてらまち)郵便局は、石川県金沢市。風景印は、犀川とその川沿いの桜、室生犀星の歌碑、枠の上部は犀川大橋。室生犀星は金沢生まれの詩人で、風景印に描かれた「うつくしき川は流れたり」は「犀川」という詩の一節です。なんとも凝ったレ…

富士山の枠の中に、富士桜の枝とクロツグミ【高根】風景印

高根(たかね)郵便局は、静岡県御殿場市。風景印は、富士山の変形印の中に、市の鳥「クロツグミ」と市の花「富士桜」。御殿場市は富士山東山麓の高原エリア。富士桜は富士山麓に自生する桜の一種で、花はソメイヨシノよりも小さめ、うつむき加減で控えめな…

富士山と水門と、幹も立派な桜の木【島田東町】風景印

島田東町(しまだひがしちょう)郵便局は、静岡県島田市。風景印は、大津谷川の桜堤、水門(栃山頭首工)、富士山。栃山頭首工はこのエリアに農業用水を取り入れるための設備で、大津谷川をせきとめるように作られているもの。

桜満開の高遠城址公園と、南アルプス仙丈ヶ岳【高遠】風景印

高遠(たかとお)郵便局は、長野県伊那市。風景印は、高遠城址公園、桜、仙丈ヶ岳。高遠城址公園は城が取り壊された跡地を公園にしたもので、タカトオコヒガンザクラという品種の桜が1500本も植えられています。濃いピンク色と小ぶりの花が特徴で、満開の時…

富士山と桜と高速道路【富士吉田】風景印

富士吉田(ふじよしだ)郵便局は、山梨県富士吉田市。風景印は、富士山、中央高速道、新倉山(あらくらやま)浅間公園の五重塔。公園はソメイヨシノの名所でもあり、富士山と市街地をまさにこの図案のように見渡すことができる場所。この風景印、よく見ると…

富士山の枠に、桜と鳥居【三島梅名】風景印

三島梅名(みしまうめな)郵便局は、静岡県三島市。風景印は、三嶋大社の鳥居、桜、富士山。三嶋大社の歴史は古く、源頼朝が源氏再興を祈願した場所でもあります。桜の名所でもあるし、樹齢1200年という巨大なキンモクセイも有名。この風景印、局名がかすれ…

満開の桜とレトロな書体【九段】風景印

九段(くだん)郵便局は、東京都千代田区。風景印は、靖国神社と桜。たくさん描かれた花もかわいいけれど、何と言ってもかわいいのは「九段」の文字フォント。手書きのような味わいがレトロで素敵だ。1952年から変わらず使用されている、歴史の長い風景印。

樹齢1500年の薄墨桜【根尾】風景印

根尾(ねお)郵便局は、岐阜県本巣市。風景印は、猿楽狂言、菊花石、薄墨桜。菊花石とは、本巣市で産出される岩石の中で白い菊花のような模様をもつもの。薄墨桜はヒガンザクラの一種で、樹齢1500年といわれる名木。花の色が徐々に変化するのが特徴で、つぼ…

五山送り火と桜並木【京都下鴨高木】風景印

京都下鴨高木(きょうとしもがもたかぎ)郵便局は、京都市左京区。風景印は、琵琶湖から引いた水路のうちの第二疎水、桜並木、五山送り火の「妙」。桜の時期にあわせて押印。

人力で押して走る鉄道!?【小田原市南町】風景印

小田原南町(おだわらみなみちょう)郵便局は、神奈川県小田原市。風景印は、小田原城、桜、豆相人車(ずそうじんしゃ)鉄道。豆相人車鉄道は明治時代に営業開始した路線で、小田原~熱海25.6キロを約4時間で結んでいたもの。人車の名前のとおり、人が客車を…

桜並木と茶摘み風景【川根】風景印

川根(かわね)郵便局は、静岡県島田市川根町。風景印は、茶摘み風景、野守(のもり)の池、桜の木。川根は静岡県でも随一のお茶どころで茶畑が多く見られるエリア。また、風景印に描かれた野守の池の桜だけでなく、郵便局に近い家山駅の桜並木も見事です。…

桜と富士山と、ほのぼのした茶摘み娘【富士富士見台】風景印

富士富士見台(ふじふじみだい)郵便局は、静岡県富士市。風景印は、富士山、茶摘み、桜。橋のように見えるのは2012年に開通した新東名高速道路らしい。ちなみに富士富士見台郵便局の最寄りは新富士インター。そして桜は、郵便局前に咲いている桜だそうです…

桜の花咲く浅間大社【静岡井宮】風景印

静岡井宮(しずおかいのみや)郵便局は、静岡市葵区井宮町。風景印は、静岡浅間神社と桜。浅間神社のおこりは平安時代だが、その後、消失や再建を行っている。江戸時代には徳川幕府の直営工事として行われ、全国から優秀な職人が集合→木工や模型や漆芸が盛ん…

河津桜と温泉やぐら【下賀茂】風景印

下賀茂(しもかも)郵便局は、静岡県賀茂郡南伊豆町。風景印の右手前は下賀茂温泉の温泉やぐら。後ろには町内を流れる青野川と河津桜が描かれている。河津桜は、2月に見頃を迎える早咲きの桜。花はソメイヨシノに比べて大きめで色が濃く、並木沿いに咲く様子…

満開の桜と大文字山【京都月見町】風景印

京都月見町(つきみ町)郵便局は、京都市東山区。風景印は、同区にある円山(まるやま)公園と桜の木。円山公園は京都屈指の桜の名所で、ソメイヨシノやしだれ桜など数百本が植えられています。特に有名なのが、公園の中央にあるしだれ桜「祇園の夜桜」。風…

山を染める一目千本桜【吉野山】風景印

吉野山(よしのやま)郵便局は、奈良県吉野郡吉野町。風景印に描かれている金峯山寺蔵王堂は修験道の総本山。それを彩るのはもちろん桜だ。山全体を桜の木が埋め尽くすことから、ひと目で千本の木が見えるという意味で「一目千本桜」と言われるほどの見事な…

秀吉も見た(かも知れない?)桜の木【伏見醍醐】風景印

伏見醍醐(ふしみだいご)郵便居は、京都市伏見区。風景印は、醍醐寺唐門、五重塔、しだれ桜。その昔、豊臣秀吉が豪勢なお花見(その名も「醍醐の花見」)を開いたのがここ醍醐寺。JRの、春の青春18きっぷポスターにも使われた名所です。

スカイツリーに舞う桜【本所吾妻橋駅前】風景印

本所吾妻橋駅前(ほんじょあづまばしえきまえ)郵便局は、東京都墨田区。風景印は、桜の花の輪郭内に、隅田川に架かる吾妻橋、屋形船、スカイツリー、アサヒビールのビル、桜の花と、観光名所や見どころが凝縮。 角度がちょっと違うけど、だいたい同じ。スカイ…

ちょっとポップな桜並木と富士山【清水船越】風景印

清水船越(しみずふなこし)郵便局は、静岡県静岡市清水区。図案は、富士山と船越堤公園。桜の名所として知られる。切手は、マイ旅シリーズ第3集の富士山&桜で。